【ヨガを始めてまず最初に響いたのは「サントーシャ(足るを知る)」の教え。】

いつもブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。

ヨガを学始めて、一番最初に深く実感したこと、

それはサントーシャ(知足:足るを知る)」というヨガの教えでした。

不調のキツかった頃の私は、元気そうに笑っている周りの人や、笑いながら子育てを楽しんでいるように見える人、幸せそうに街を歩く人たちを見ては、「どうして私だけがこんなに辛いんだろう」「みんな笑って生きているのに、なんで私だけ謎の不調に悩まされているのだろう……」と、人と比べたり、落ち込む日々を過ごしていました。以前と違う自分に驚いていましたし、とにかく怖かったのでそんな考えになっていました。更には永遠にこの不調が続くのではと、かなりのネガティブ思考になっていました。

今回は、瞑想や内観、ポーズの練習を通して少しずつ感じた「何が本当に必要なのか」という気づきと、外側に求め続けるのってエンドレスなんだんな。と知ったことで「今、ここにあるありがたさ」に目を向けていったお話しです(相変わらず食への欲は止められない私ですが!笑)。

1. 周りと比べて、どうして私だけ?外側ばかりに意識が向いていた時

不調のピーク時は、健康な身体がない(なくなった) 。平穏な心がない。 みんなと同じ笑える日常がない。

楽しそうな人たちが、みんな眩しすぎて、「それに比べて私は……」と怖さを何倍にも膨らませていました。

そして、「これを手に入れたら良くなるかな」「もっとあれがあれば安心できるんじゃないかな」と、外側のモノや情報に救いを求めていました。

そのうち、一時的に気が紛れるだけで、すぐにまた次、また次……と欲していきました。 「もっともっと」と求め続ける欲には終わりがなく、何をすればこの中身が変わるんだろうと思い始めました。それから強まった身体への執着。あれをしなければ。しないとダメだ。生きていけるのかさえも不安になっていました。

それから段々と自分を観察するようになり、身体の不調と思っていましたが、私の場合は心が大きく関係していることを体験しました。

2. サントーシャ(知足)が教えてくれたこと。「今あるもの」に目を向けたら、すでに奇跡の連続だった

ヨガの教え「サントーシャ(知足)によって無上の喜びが得られる」

知足とは好悪のないことである

「足るを知る」――知足とは幸福を求めて外に赴くことなくただあるがままであることである。知足とは好悪のないことである(ヨーガ・スートラ2-42)

ポーズの練習をしたり、目を閉じて静かに内観する時間を重ねていくうちに(と言っても、真面目に毎日きっちりできているわけではありません!笑)変化してきたことがありました。お風呂に入っている時に、温かいこのお風呂に入れることが、なんてありがたいことなんだろう。ご飯が美味しいと感じる。不調だと思う時以外は、仕事が出来るくらいの力は残っている。なんて有難いのだろう。と思い始めました。「不調が過ぎ去ったら、私は今日、ちゃんと息がをしている」 「雨風をしのげる温かい家がある」 「どんなに不調で怯えても、心臓は文句も言わず動き続けてくれている」

それに考えてみたら現在ヨガをお伝えしているこの状況に至ったのは、ヨガに出会うまでのこの経験があったからこそ。人生の中でも貴重な経験だった。とても有難い事なのかのもしれない。と感じめました。

外側ばかり見て「ないもの」を探していた時は、私は不幸だと思っていましたが、「今あるもの」に心を向け直したら、すでに私はたくさんのギフトに囲まれていたんだと、急に感謝の気持ちが溢れてきました。

そう思ったら、まだまだこれからやることが沢山あるんだなと少しの向上心が芽生え、思っていきました。私に何が出来るかな。寝込んでいる暇はない。という思プラスの考えに発展していきました。 相変わらず美味しいものへの執着や食欲は止まりませんし、「あれ食べたいな〜!」「これ欲しいな〜!」と煩悩にまみれる日も日常茶飯事です。

けど、それって本当に必要?と問いかけるようになり、「自分の欲を満たすだけ」ということに気持ち悪さを感じていきました。

3. 神社ヨガの澄んだ空気の中で、「すでに満たされている私」に還る時間

サントーシャ(足るを知る)は、私が思っているよりもずっと、身体と心と深く繋がっているんだなと思いました。

喉が詰まったり、息苦しさを感じてパニックになりそうな時も、 けれど、「吐き出せているこの一息」「今、大地を踏みしめている足裏の温かさ」に少し感謝して意識を向けた時、身体の緊張がふっと緩んでいきます。

「あぁ、今日もこうしているだけで有難い」

そうやって、外側の競争や比較から離れて、「すでに満たされている自分」に還る安らぎを、ぜひ一緒に味わいに神社にいらしてくださいね。

心と体をつなぐヨガ

chiharu