不調ピーク時の喉のつまりと呼吸の苦しさが少しずつ改善したのはヨガで深まった「胸の動きと柔軟性」のお話】

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謎の不調があった中でも、毎日のように気になっていてストレスを感じていたのが、喉の奥がキュッと締め付けられるような「喉のつまり」と「息苦しさ」でした。

「喉の奥が狭くなって、息の通り道が塞がれている気がする」 「大きく息を吸おうとしても、明らかに沢山吸うことが出来ない」

病院で検査をしましたが「異常はありません」と言われるのに、自分の身体はずっと苦しいままで、何となく気付いていましたが自律神経が良い状態ではなく「喉の締付は自律神経の乱れの典型的な症状」だと言われたことがありました。

今回は、そんな呼吸が上手く出来なかった私が、ヨガを続けていく中で実感した「胸の開き」と「胸の柔軟性」の深まり、そこから自然と息苦しさがほどけていった体験談をお届けします。

1. 喉が締まり息が吸いずらい。振り返れば猫背になり目線は下向きの日々

不調のピーク時、私の身体は強い緊張でガチガチになっていました。

喉に何かが引っかかっているような圧迫感や締付けがかなりストレスでした。喉が絞まると感覚的に「あ、私今、良い状態じゃないな」と察知することができました。 そうなると意地になり「深呼吸をしてよくなるのでは」「深い呼吸しなきゃ」と焦ってしまい、結局肩が上がって首もガチガチに。呼吸が浅く、しかも脈も速くなると怖さが増して、悪循環に陥っていました。

不安や恐怖を感じると、無意識に身体が守りに入り、肩を丸めて内側に縮こまる姿勢をとります。 そうなると警戒モードスイッチオン。首や喉だけでなく、胸の周りまで、縮こまっていました。

胸郭の広がりがないので、物理的に呼吸が入るスペースがありません。 喉に力が入って通り道が狭くなり、胸が広がらないまま無理に空気を吸い込もうとしていたので、苦しくて当たり前だったのだと、今ならよく分かります。

胸回りの柔軟性や呼吸筋を鍛える事で呼吸の通り道が確保出来るということなど知らなかったので、私の身体はおかしいんだと、恐怖を何倍にも膨らませていました。

2. ポーズや呼吸法の練習により「胸の周りの柔軟性や呼吸筋を養うこと」で喉の締付が軽減

そんな中、ヨガスクールで始めたポーズ(アーサナ)の練習。がとても助けになりました。

最初は「課題のポーズを出来るようにならないと」と目的は課題のポーズを出来るようになること。それだけでした。最初は身体の使い方も分からないし、良いお見本のようなポーズを取ろうとするので身体はカチコチ。「深呼吸しよう」とすればするほど、喉が詰まって余計に苦しくなってしまいます。今考えると当たり前ですよね。身体が緊張してると、肩が上がり深い呼吸が出来るはずがありません。

深い呼吸をするためにと言うよりは、ただただ「集中して身体を動かすこと」に専念していただけなのですが、今考えてみると、身体を動かすことで胸回りが開いて柔軟性が養われ、本当に少しずつ、それをキープ出来るインナーマッスルも付いたので、それが大きな変化だと思っています。

そしてエネルギーの方向を習いました。最初は身体がカチコチで思うように動かせず、もちろん様々なポーズのキープも心地よさがありませんでしたが、全身のエネルギーの通り道を意識した骨の配列を習ったことが、とっても呼吸に関わる大切な学びでした。

「あ、息を吸ったとき、ちゃんと肋骨が左右や背中側にフワッと広がっている」 「頑張らなくても胸回りが心地よい」そうするには、骨の配列が関わっている事がよくわかりました。

深まったのは、力づくの呼吸ではなく、呼吸を受け入れる「胸の動き」と「身体のしなやかさ(柔軟性)」でした。

胸郭が風船のように柔らかく膨らみ、しぼむ柔軟性がついてくると、喉で無理やり空気を吸い込む必要がなくなります。 「胸の動きと柔軟性がなかったので、息が入る器になっていなかっただけなんだ」

そう身をもって理解できたとき、

3. 身体のしなやかさが心の安心を連れてくるということ

喉のつまりや息苦しさを感じているとき、私たちはつい「喉」や「呼吸」そのものをどうにかしようと意識を集中させてしまいがちです。 けれど、意識を向ければ向けるほど、身体は緊張して余計に固まってしまいます。

そんな時こそ、身体からのアプローチが一番の近道になります。

  • まずは「吐く息」で肩と胸の荷を下ろす: 吸おうと焦らず、口から「はぁ〜」と細く長く吐き出して、まずは肋骨周りの強張りを重力に委ねて緩める。
  • 脇や背中を伸ばして「胸の可動域」を広げる: 腕を心地よく伸ばしたり、上半身を優しくツイストする動きで、縮こまっていた肋骨の隙間をしなやかに広げてあげる。
  • 身体が自然に息を吸い込むのをただ委ねて味わう: 胸の器を柔らかく整えてあげれば、身体は自然と、必要なだけの呼吸を胸の奥へと届けてくれる。

現在開催している「神社ヨガ」でも、この「胸郭のしなやかな動きと柔軟性」を取り戻す動きをとても大切にしています。

神社の大きな木々を見上げ、澄み渡る清らかな風を胸いっぱいに受け止める時間。

「なんだか喉が詰まるな」「息が胸の奥まで入ってこないな」と感じたら、どうか吸おうと焦らずに、胸元に優しく手を当てて、身体を少しだけ伸ばしてあげてくださいね。

心と体をつなぐヨガ

chiharu