みなさん、バングのブロッキングについてどれくらい知っていますか?意外と知られていないこの「ブロッキングの法則」、実はとっても重要なんですよ。今回は、目尻を基準にしたブロッキングのコツについてお話ししますね。
バングのブロッキング、どうやって決める?
まず最初に押さえておきたいのが、バング(前髪)のブロッキングの基本です。バングをカットする際に、髪の毛をどの部分から分け取るかが非常に大切なんです。このブロッキングがうまくいかないと、仕上がりがイメージと違ってしまうこともあります。なので、ブロッキングのルールをしっかり理解しておくことが大切です。
目尻に落ちる髪を基準にしよう
「目尻に落ちる髪」というのが今回のキーワードです。髪を放射線状にとかし、自然に目尻に落ちる部分、これがその方にとってのバングになる部分なんです。この部分より内側の髪が、実際にバングとして切り分けるべき髪になります。
多くの人が間違えやすいのは、「目尻から真上に上がった場所」でブロッキングをしてしまうこと。この方法だと、必要以上に広い範囲をバングとしてカットしてしまう可能性があるんです。特に、狭いブロッキングが正解の場合が多いので、このポイントは覚えておいてくださいね。
狭いブロッキングが基本
実際に多くの場合、バングのブロッキングは思ったよりも狭い範囲が正解です。広く取りすぎると、前髪が重くなったり、不自然に見えることがあります。逆に狭いブロッキングをすると、ナチュラルで柔らかい印象のバングが作りやすくなります。
狭いブロッキングをマスターすることで、前髪のラインがよりシャープで綺麗に見えますし、お客様にも「お顔にうまくなじむ」と喜んでもらえること間違いなしです。
実際に試してみよう
理屈を聞いて理解するのも大切ですが、やっぱり実際に試してみるのが一番です。美容室でモデルを使っての練習の際には、この「目尻に落ちる髪」を基準にしたブロッキングを意識してみてください。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると自然とできるようになりますよ。
まとめ
バングのブロッキングは、美容師としての技術の基本のひとつ。特に目尻に落ちる髪を基準にすることで、より自然で美しいバングを作ることができます。
最初は狭い範囲でブロッキングすることに戸惑うかもしれませんが、このテクニックを身につけることで、他のスタイリストとの差がつくこと間違いなしです。ぜひ、次のカットの際に試してみてくださいね!
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
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遠藤 亮
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