価値観が違っても礼儀は大切!美容師としての礼儀を大人に合わせる理由

美容室では、いろんな世代の人たちが一緒に働いていますよね。同世代の仲間たちと過ごす時間は楽しいし、気も楽だけど、時には年上のスタッフやお客様と接することもあります。そのときに大切なのが「礼儀」です。価値観が違っても、相手に合わせた礼儀を意識することで、美容師としての評価や人間関係がグッと良くなることもあるんですよね。

今回は、世代間の価値観の違いを理解しながらも、大人に合わせた礼儀を持つ理由とその具体的な方法についてお話しします。


価値観の違いは当然。でも礼儀は重要

まず、価値観って人それぞれで、特に世代が違うとよく感じますよね。たとえば、若い世代はスマホを片手に、いつでもどこでもSNSをチェックするのが普通。

でも、年上の世代は「人といるときはスマホをしまうべき」って思ってることも多いです。この違いは、どちらが正しいとか間違っているという話ではなくて、ただ価値観が違うというだけなんです。

でも、その価値観の違いを理由に「私は私、相手は相手でしょ」って突っ走るのは、美容師としてはちょっともったいないんです。なぜなら、礼儀を大人に合わせることで、相手に対するリスペクトが伝わるからなんです。

少人数の時はスマホに注意!

例えば、少人数でいるときに、年上のスタッフやお客様がスマホをいじらないなら、自分もスマホをいじらない方がいいんです。それは、相手が「今この場にいる人に集中する」という価値観を持っているから。もしその場でスマホをいじってしまうと、「この子、礼儀がなってないな」って思われる可能性も。

もちろん、仕事に関する重要なメッセージが来ている時は別ですが、休憩中やフリータイムなら、スマホをしまって相手に集中する姿勢を見せるのがベターです。


電車の中では礼儀を守ろう

美容室の仕事が終わって、みんなで一緒に帰るなんてこともありますよね。疲れたからといって、電車の中で年上のスタッフと一緒にいるのに、寝てしまうのはちょっと考えものです。

年上の人たちは、「公共の場では礼儀正しく」という考えを持っていることが多いんです。だから、たとえ疲れていても、少し気を張っておくことが大切なんですよね。

電車の中でのマナーも、実は美容師としての礼儀に繋がっているんです。なぜなら、外でも「美容室○○のスタッフ」として見られていることを忘れちゃいけないからなんです

そんな時に、年上のスタッフに合わせて礼儀正しく振る舞うことで、「この子、ちゃんとしてるな」って信頼されるんですよね。そんな小さな行動が、後々の職場での評価や信頼に繋がるので、意外と大事なポイントなんです。


話しかけられたらしっかり対応しよう

次に、年上の人と話すときの礼儀についても触れたいと思います。美容室では、会話の中で技術的なアドバイスや人生経験に基づいた助言をもらうことが多いですよね。そのとき、ただ「はい、わかりました」と一言で終わらせるのではなく、相手の話に興味を持って少し深く反応することが大切なんです。

例えば、「そうなんですね!それってどうやって練習すればいいんですか?」とか、「その時はどんな気持ちだったんですか?」と質問を返すことで、会話が広がりますし、相手も「この子はちゃんと聞いてくれてるな」って感じてくれますよ

もちろん、これはお客様との接客にも言えることです。お客様が話しかけてくれた時に、ただ返事をするだけではなく、ちゃんとその話題に興味を持って、少しでも自分から話を広げると、会話が盛り上がってお客様との距離も縮まります。


まとめ:礼儀を持つことで自分の未来が広がる

価値観の違いはあっても、美容師としての礼儀を大人に合わせることで、職場での評価も人間関係もグッと良くなります。少人数でのスマホの扱いや電車でのマナー、会話の受け答えなど、日常のちょっとした行動が、周りからの信頼を積み重ねるカギになるんです。

大人に合わせた礼儀を心がけることで、自分の未来がもっと明るく広がっていくはず。美容師として成長するためにも、礼儀を大切にしながら日々の仕事に取り組んでいきましょう!


読んでいただいてありがとうございます

約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。

美容師は【続けること】が一番難しいのです。

いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います

大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。

ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮

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