子育ての日常の中で、怒りに任せて子どもに接する事が続いています。特に子どもの兄弟喧嘩が収まらない時に、私の声が届かなかったり、指示に従ってくれない時にそれは起こります。それに重ねて、怒りのスイッチが入ると、「調子に乗ってるな!!」と強く感じてしまいイライラがピークになり、ぐわっと怒りが増幅。頭ごなしに叱りつけてしまいます。

そんな中、少し前に、日登美先生の「お母さんって、なんだろう」という本を読みました。「子育ては自分と切り離して考える事が出来ません。感情的になるのは、内観してみると、自分の癒されない記憶なのか。思考パターンなのか。」というのが胸に刺さりました。私みたいな人が子どもを育てるなんて。と思うことがあった私は、内側にいる「小さな私」――インナーチャイルドとは。聞いた事はあったけど、改めて意識を向ける時間をこの夏は過ごしています。子どもたちが夏休みというのもあり、これまで限界ギリギリでやってきた、子どもに対しての気持ちや、反射的に出てくる小さな私について。
今回は、癒されていなかった小さな私の存在。「我慢」と「抑制」を手放すこと、そして「内なる自分を癒す」こと。これはヨガと繋がっているなと感じていることについてのお話しです。
1. がんばり続けてきた「小さな私」の叫びに40代になり、ようやく意識を向けたこの夏
これまで自律神経の乱れや原因不明の不調、そして子育て中の「カァっ!!」と頭に血が上るような強い怒りと向き合う中で、私は常になぜこんなにもイライラしてしまうのだろうと感じていました。
けれど、この夏休みという期間、何となく遠ざけていた「インナーチャイルド」について考える機会がありました。それは日登美先生の本を読んだことです。その中で紹介されていた本がありました。「インナーチャイルドが叫んでる!愛されず傷ついた内なる子どもをホメオパシーで癒す」という本を今読んでいます。胸の奥でずっと我慢し続けていた「幼い頃の私」の存在を感じることをしています。
現在、現れてくる気になる部分の一つは、子育ての中での怒りですが、そこを掘り下げていきます。どういうところで怒るの?子どもの喧嘩を横で見ていて、私の話が耳に届かない時。それから?子ども同志のやり取りを見て、もうっ!その言い方は!?調子に乗ってるな!と感じてしまう時がある。それから?私の仲裁を無視されると、怒りが湧き、私の話を聞けーーー!!となる。それから?従えたくなってしまう。そこから見えてくるものは何だろう。子ども同志の喧嘩を端から見ていると「私の話をちゃんと聞いてよ」「本当はもっと私も言いたいことをぶつけたかった」 「我慢をしていた」 「空気をよんで、抑えていた感情があった」「忙しい時は我慢しよう」「調子にのってみたい、ふざけたりしたかった」私はきっとこんな感じでしょうか。多分そうです。
そんな気付きが、まずありました。なるほどね、子どもたちを見ていると、私が出来なかったことが出来ているから、羨ましい、私は出来なかったのに。とイライラするんだろうと思います。
イライラや感情の爆発は、決して私の性格が悪いから起きていたのではなく笑!「もう我慢しなくていいんだよ」「何をしても愛されているよ」と、内なる私が必死に届けてくれていたSOSのサインのようでした。
2. ヨガと重なるインナーチャイルドを観るという事
インナーチャイルドを癒すといっても、手探りです。ですが必要に駆られて試みたので、割と真剣に向き合えた瞬間がありました。特別な魔法があるわけではありません。ぐわっときた時になるべくこの感情は?と幼い頃の自分に語りかけることをしてみています。すこし苦しくなることもありますが、それは勘違いだよ!と声をかけるような気持ちがありました。
「怒り」の感情が湧いた時、以前の私なら「こんな風に怒っちゃダメだ」「私なんかが母親でこの子達は大丈夫かな」と蓋をして、さらに我慢をするか、更に怒りの爆発の連鎖を止められずにいました。それがこの夏は、素敵な本に出会ったこと、この意識の変化はとても大きいことでした。纏っている皮を一枚一枚脱ぎ捨てていく感じです。
湧き上がってきたイライラや悲しみを排除せず、「あぁ、昔の私がまた自分はこうだったのにって怒っているんだな」「今まで気づいてあげられなくてごめんね。もう、我慢しなくて大丈夫だよ」と、心の中で小さな私を優しく抱きしめてあげます。涙が出てきた今日は、とてもスッキリしました。本の中にあったこんな一節が、ヨガと繋がっているなと感じています。
「自分の存在が完璧なものであることを忘れてしまったために、輪廻転生を繰り返しているとも言えます、自分の完璧な存在に疑いを持つということは、魂に傷を負わせるということです。自分はそのままで完璧な存在なのだと思い出すまで、自分にとって嫌なことが起こるのです。それはあなたの心の中にあるインナーチャイルドをノックしているだけなのです。だから思い出して誰かのせいにしたり、誰かを責めても仕方がないのです、あなたが本当にインナーチャイルドを癒すことができたら、むしろ、それがあなたの魂に負った傷をこの人生で解決するために手伝ってくれたありがたい存在だと気づき、感謝の気持ちが溢れてくるでしょう。外に原因はないのです、全部自分の中に原因があるのです。」
この部分がヨガの教えと通じていると感じています。
3. 神社ヨガの静けさの中で、ありのままの自分と手をつなぐ
大人の私が「小さな私」の手を握り直すことで、今までバラバラに感じていた自分の心と体が、スーッとひとつに統合されていくような温かい感覚があります。と同時にそんなにかしこぶらなくても良い、そんな気持ちもありますし、子どもに同じ様な事になってほしくないというのが大きな理由でもありました。
この夏、どうかご自身の小さな声に耳を澄ませて、そのままの自分を優しく抱きしめてあげてくださいね。
心と体をつなぐヨガ
chiharu

