はじめまして。ヨガ学び中のchiharuです。
最近とても思うこと。ポーズを取るだけでなく、心や思考と向き合う時間を持つことで身体が変わる!ということ。私は少し実感があります。と同時に思うこと、それはすぐに手に入るものではないということ。そのくらい、思考の癖のようなものは強烈だと感じています。

目次
- ヨガを継続することの難しさと喜び
- 深呼吸が教えてくれた、心の声
- 体の不調は、心の不調のサインだった
- ヨガ哲学は、現代を生きる私たちの救い
- 共感がくれる、安心という光
- 日々の積み重ねが、自分を変える
ヨガを継続することの難しさと喜び
ヨガを始めてみて、まず向き合っていること、それは「継続すること」です。私の今の練習は、4時に起きて、4時半に瞑想、呼吸法、そしてアーサナ(ポーズの練習)をすることです。毎日同じことを淡々と続けるのは、簡単なことではありません。特に現代社会に生きる私は、すぐに結果を求めてしまう。休みたいな。眠たいな。お腹いっぱいばけどまだまだ食べたいな。ヨガするのって何時にしてもいいよね。AIあるしすぐに調べればいいよね。すぐに答えが欲しいな。すぐに出来るようになる方法はないかな。
そうやって最近まで生きてきましたが、ヨガに出会って現在向き合っていることは自律神経の悩みから心が恐れの意識に支配された時打ち勝てる、心の安定や堅固さ、集中力を身につけることです。私の場合特に大切なことだと感じています。
2000年前に成立されたとされるヨガの経典には、「長い間休みなく大いなる真剣さをもって励まれるならば、堅固な基礎を持つものとなる」という一節があります。これはヨーガ・スートラに書かれている言葉で、忍耐力を得ることで心は安定すると説かれています。歯磨きをするように、ヨガが自然と習慣になるまで続けること。それが今の私にとって、乗り越えたい大きな山です。
深呼吸が教えてくれた、心の声
私の不調は、浅い呼吸から始まっていました。当時はパニック発作や迷走反射に怯える日々でしたが、深呼吸の大切さを知り、本を読み、実践しました。しかし、継続的な効果はなかなか得られませんでした。今思えば、当時の私はただ「治したい」という一心で、呼吸法を単なるテクニックとして捉えていたのかもしれません。ヨガを始めて、ポーズを通して体と心に意識を向けることで、「呼吸」が単なる行為ではなく、自分自身と向き合うための大切な時間だと気づきました。
体の不調は、心の不調のサインだった
私は長年、エステティシャン、現在はヘッドスパの仕事をしています。ヨガを始めてから、お客様との会話で体の変化や心の調和について話すことが増えました。「どうしてヨガを始めたの?」という質問にお答えするたびに、多くの方が私と同じように目に見えない不調と戦っていることを知りました。自律神経の乱れは、周囲からは理解されにくく、孤独を感じてしまうこともあります。しかし、ヨガは体を通して、心の声に耳を傾ける方法を教えてくれます。
ヨガ哲学は、現代を生きる私たちの救い
ポーズばかりが注目されがちなヨガですが、心の在り方、哲学に秘訣があります。2000年以上も前の教えが、現代に生きる私の悩みに深く響くことに驚きですよね。ヨガとは、繋がりや結合を意味する言葉だと知り、ポーズをとることだけが目的ではなく、人生をどう生きるのか、感情や思考をどう扱うのか、そして真実に意識を集中させる術が詳細に書かれています。ヨガ哲学を学び、更に日々の実践に目を向けています。
共感がくれる、安心という光
私はお客様との会話を通じて、同じような経験をした人がいるという共感から、心が穏やかになる体験を何度もしました。誰にもわかってもらえないと思ってしまう不調は、決して自分だけのものではありません。私自身も「自分は一人じゃない」と安心することができています。それは、私自身が特別ではなかったという気づきでもありました。
日々の積み重ねが、自分を変える
私は今、改めてハタヨガを学んでいます。瞑想や呼吸法、そしてポーズの練習。日々同じ場所、同じ時間に座り「オーム」を繰り返し唱える。規律を持ってヨガを日常の一部にすることは、簡単ではありません。しかし、その積み重ねが「安定や堅固さ」を実感できる朝を作り出してくれます。ヨガは、すぐに手に入れられるものではありません。日々の実践を重ねることで、少しずつ自分自身を育てていくものなのだと、改めて感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。このブログが、あなたにとってヨガを始めるきっかけ、そして自分自身と向き合うための光となれば幸いです。私もあなたと共に、一歩ずつ成長していきたいと願っています。
心と身体をつなぐヨガ chiharu