若手美容師に必要な集中力とは?折り紙に夢中な息子からの教え

先日、家での一コマ。息子が最近折り紙にハマっていて、なんと何時間も夢中になってやっているんです。休憩なんて一切必要なしで、集中力がとにかくすごい。

正直、パパである僕はもう完全に負けましたよ(笑)。この「好き」という気持ちから生まれる集中力こそ、若手美容師にとっても大切なことなんじゃないかと感じました。


息子の集中力に学んだこと

僕の息子は、ただの折り紙好きから「小さなアーティスト」になりつつあるかもしれないくらいの集中力で、毎日折り紙に没頭しています。見ていると、折り紙をしている間、彼の世界は完全に折り紙だけで埋め尽くされているんです。

ある日、彼の保育園に行くと、息子が作った魚が展示されていました。保育園の先生が褒めてくれたらしく、息子はとても誇らしそうにしていました。その瞬間、僕もすごく嬉しかったんだけど、それと同時に少しの敗北感も感じたんです。「なんで自分はこんなに集中できないんだろう?」って(笑)。

息子がどんなに長い時間でも休まずにやり続ける姿を見ていると、自分の仕事と向き合う姿勢を改めて考えさせられました。


美容師としての集中力は「好き」から生まれる

美容師として仕事に打ち込むとき、最初は新しい技術や知識を学ぶのに一生懸命になりますよね。僕も若手のころは、先輩に言われたことをひたすら実践して、どうやったら上手くなるのか考えてばかりいました。でも、気づくと「技術を身に着けなきゃいけない」という義務感だけでやっている時期もありました。そうなると、集中力が続かなくなるんですよね。

でも、息子が折り紙に夢中になる姿を見て、思い出しました。「好き」という気持ちこそが、最大の集中力を生むんだって。美容師も同じで、自分が「これが好きだ!」って思える技術やデザインに出会えたら、自然と何時間でも練習したり、研究したりできるんです。

自分がどれだけその技術にワクワクできるかが、仕事を続ける力に変わるんだなって思います。


休憩してしまう自分への敗北感

美容師の仕事は、体力的にも精神的にもハードなことが多いですよね。だから、ついつい「ちょっと休憩しよう」と思ってしまうことがあるのは仕方ないこと。僕も正直、息子と比べてしまって、「あぁ、パパは休憩してしまったよ…」と少し敗北感を感じました。

でも、仕事においては、適度な休憩も大切なんですよね。美容師は立ちっぱなしで手や目を使うことが多いし、頭をフル回転させてスタイルを考えることも多いから、無理に続けると逆に集中力が下がってしまうこともあります。大事なのは、自分の限界を知って、適度にリフレッシュしながらも「好き」という気持ちを忘れずに持ち続けることだと思います。


若手美容師へ伝えたいこと

若い美容師さんには、ぜひ自分の「好き」を見つけてほしいなと思います。僕も若手のころ、いろんな技術を学びながら、やっと「これだ!」と思えるものに出会ったんです。息子が折り紙に夢中になっている姿を見て、「これが本当の集中力なんだ」と気づかされました。そして、その集中力の源は何かと言えば、やっぱり「好き」という気持ちなんです。

もし今、何かに行き詰ってしまっていたり、集中力が続かないなと感じているなら、一度自分の「好き」に戻ってみてください。無理に続けるのではなく、心から楽しいと思えることを見つけることで、自然と集中できる時間が増えていくはずです。

最後に、パパとしての僕は、息子の折り紙から学んだ集中力を仕事にも活かしていこうと決めました。もちろん、休憩も大事だけど、まずは「好き」を大切にしていきたいですね!


まとめ

息子が折り紙に夢中になる姿から、改めて集中力の大切さを学びました。そして、その集中力の源は「好き」という気持ちにあるということ。若手美容師の皆さんも、自分が好きだと思える技術やスタイルに出会えたら、自然と集中できるようになりますよ。無理をせず、自分のペースで「好き」を見つけ、そこから得られる集中力で成長していきましょう!

読んでいただいてありがとうございます

約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。

美容師は【続けること】が一番難しいのです。

いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います

大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。

ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮

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