美容師としてのキャリアをスタートしたばかりの頃、僕も「技術が上手ければ自然と人気美容師になれる」って思っていたんだよね。それ自体は間違いではなかったんだけど、実際に働いてみて気づいたのは、その「上手ければ」の「上手い」っていうのは、日本の美容業界でもかなり上位に入るくらいの技術を指しているんだってこと。それに気づいたとき、自分の中で大きな壁にぶつかった気がしたんだよね。
技術はもちろん重要。でもそれだけじゃ…
美容師の技術が大事なのは間違いないけど、それだけじゃ成功するのは難しいんだよね。僕も最初は技術さえ磨けば、あとは自然にお客さんがついてくると思っていたんだ。でも、実際には美容師としての成功には「技術+α」が必要なんだよね。この「+α」って、何だと思う?
それは、お客さんへの気遣いや、相手を理解する力、そしてサロンの楽しい雰囲気作りなんだ。
例えば、カットが上手でも、お客さんがリラックスできなかったり、自分の要望が伝わらないって感じてしまったら、そのお客さんはリピートしてくれないかもしれないよね。だから、技術だけじゃなくて、お客さんとのコミュニケーションも大事なんだよ。
技術だけではカバーしきれない部分を補う「+α」
僕が美容師になりたての頃、ある先輩に「技術が上手いだけでなく、お客さんがどう感じるかがもっと大事だよ」って言われたことがあるんだ。そのときはピンとこなかったんだけど、今ではその言葉の意味がすごくよく分かるんだよね。
例えば、あるお客さんが「もう少し短くしてほしい」って言ったときに、技術的にはそれがベストじゃないと感じることもある。でも、そのお客さんが何を求めているかをしっかり理解して、それに応えることが大切なんだよ。その結果、お客さんが満足して「ありがとう、また来るね」って言ってくれたとき、技術以上のものがそこにはあるんだって実感するよね。
それに、サロンの雰囲気作りもとても大切なんだ。楽しい雰囲気があると、お客さんもリラックスして過ごせるし、スタッフ同士のコミュニケーションもスムーズになるんだよ。そんな環境で働くと、自分自身も自然と笑顔になるし、結果的にお客さんも喜んでくれることが多いんだよね。
自分だけの「+α」を見つける
じゃあ、この「+α」はどうやって見つければいいんだろう?
それは、自分自身の強みや個性をしっかりと理解することから始まるんだ。僕の場合は、お客さんとのコミュニケーションが得意だったから、そこを意識してスキルアップしていったんだよ。でも、みんなが同じようにする必要はないんだ。
自分が得意なことや、楽しいと思うことを「+α」として取り入れていけば、それが自然とお客さんにも伝わって、結果的に成功に繋がるんじゃないかな。
まとめ
美容師として成功するためには、もちろん技術が大切。でも、それに加えてお客さんへの気遣いや、コミュニケーション、楽しい雰囲気作りといった「+α」が大事なんだよね。技術だけではなく、自分だけの「+α」を見つけて、それを磨いていくことが、長く愛される美容師になるためのカギなんだよ。
これから美容師を目指す皆さんも、ぜひ自分自身の「+α」を見つけて、技術と一緒に磨いていってほしいなって思うよ。お客さんの笑顔がその答えを教えてくれるはずだから、頑張ってね!
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮
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