美容師の仕事、最初は夢中で頑張っていたけど、最近なんだか辛くなってきた…そんな風に感じることってありますよね。毎日同じことの繰り返し、お客様とのやり取りやサロンの雰囲気に疲れてしまったり、自分の技術やセンスに自信が持てなくなったり…。そんなとき、「このまま続けていてもいいのかな?」って考えることがあるかもしれません。
そんなあなたに、今日はちょっと大胆な提案をしてみたいと思います。それは、「一度美容師を辞めてみる」という選択肢です。辞めるなんて勇気がいることだけど、実はその決断が新しい扉を開くきっかけになるかもしれませんよ。
一度立ち止まる勇気を持とう
美容師という仕事は、とてもクリエイティブでやりがいがある一方で、体力的にも精神的にも負担が大きい仕事ですよね。長時間の立ち仕事や細かい作業、そしてお客様の期待に応えるためのプレッシャー…。これらが積み重なると、「もう限界かも」と思う瞬間が来ることも少なくありません。
でも、そう感じたからといって、自分を責める必要はないんです。むしろ、そんなときこそ一度立ち止まって、自分自身を見つめ直すチャンスだと考えてみてはどうでしょう?無理に続けることで、自分の心と体が壊れてしまう前に、休息を取ることも大切ですよ。
美容師を辞めることは失敗じゃない
「美容師を辞める」と聞くと、「夢を諦めること」や「失敗したこと」と捉えがちですよね。でも、実際はそうではないんです。一度辞めることで、今まで気づかなかった自分の新しい可能性に出会えるかもしれません。
例えば、辞めた後に違う業界で働いてみると、美容師時代に培った接客スキルやコミュニケーション能力が役立つことに気づくこともあります。また、他の仕事を経験することで、美容師としての自分を客観的に見つめ直すことができるかもしれません。そして、その結果として、もう一度美容師としての道を歩みたいと感じるかもしれませんね。
再スタートのための準備期間にしよう
一度美容師を辞める決断をしたら、その時間を有効に使いましょう。例えば、今まで忙しくてできなかったことに挑戦してみたり、新しい趣味を見つけたりするのも良いですよ。さらに、技術や知識を深めるために、他の美容師さんのサロンを見学したり、セミナーやワークショップに参加してみるのもおすすめです。
また、辞める期間を自分の内面を見つめ直す時間にすることも重要です。将来のキャリアプランや、自分が本当にやりたいことをじっくり考えることで、次のステップをより確実に踏み出すことができるようになります。
戻りたいときはいつでも戻れる
一度美容師を辞めても、再び戻りたいと感じたときは、いつでも戻ることができますよ。美容業界は常に新しいトレンドや技術が生まれるので、再スタートを切る際にも新しい挑戦が待っています。むしろ、一度リセットしてからの方が、心機一転して新しい気持ちで仕事に取り組めるかもしれませんね。
最後に、美容師という職業はとても素晴らしいものです。でも、それを続けるかどうかは自分次第。もし「もう無理だな」と思うことがあれば、無理せず一度手を止めてみてください。きっと、その先に新しい可能性や、自分らしい働き方が見つかるはずです。どんな選択をしても、自分の人生を大切にして、前向きに進んでいってくださいね。
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮
↓ご質問はお気軽にどうぞ
コメント