
30代、美容師としてキャリアを積みながら、家庭ではママとして奮闘する日々。朝は家族の食事の準備に追われ、お子さんの登園・登校の準備を済ませてから、ギリギリまでサロンでお客様に向き合う。仕事が終われば急いで迎えに行き、また家事と寝かしつけ。
そんな「自分の時間が全くない」という状況に、心が悲鳴を上げていませんか?
今回は、そんな忙しすぎる毎日の中で自分らしさを取り戻し、心の疲れを軽くするための提案をまとめました。
「自分の時間」がゼロの毎日が、心を少しずつ削っていく
美容師という職業は、真面目で一生懸命な人ほど、自分のことを後回しにしてしまいがちです。特にママ美容師さんは、仕事中も家庭に戻っても「誰かのために」動き続けています。
自分の気持ちを処理できない、あるいは頭を整理する時間がないという状況は、非常に多くの女性、特に働くママたちに見られる傾向です。
自分のための時間、つまり「1人の時間」が長期間持てない状態が続くと、心は常にパンパンの限界状態**になってしまいます。この「パンパンのまま」で頑張り続けてしまうと、例えば街中で大きな音を聞いただけで涙が出てしまうような、情緒が不安定な状態に陥ってしまうリスクもあります。
心身ともに健康でいるためには、たとえ短時間であっても、意識的に「自分自身の人生を楽しむための時間」を確保することが不可欠なのです。
たった30分、スマホを置いて「歩く」だけのデジタルデトックス
忙しい毎日にこれ以上何かを足すのは無理だと感じるかもしれません。しかし、最も手軽に始められ、継続しやすい心のケアとして提案されているのが、「1日30分のウォーキング」です。
この30分間を効果的にする3つのポイント
1. デジタルデトックスを徹底する
スマホは見ず、音楽も聴かないように意識します。
2. 思考を整理する
「あれをやらなきゃ」「子供のことが心配」といった、頭の中をぐるぐる回っている答えの出ない悩みやタスクを、歩きながら心の中で(あるいはブツブツと言いながら)整理します。
3. 毎日でなくてもいい
たった1日で全てがスッキリするわけではありませんが、歩く時間を持つことで、驚くほど頭の中がまとまりやすくなります。
「スマホという情報の波」から離れ、自分の足で歩くこと。それが、忙しさで麻痺してしまった感覚を取り戻す鍵となります。
美容師こそ「時間のコントロール」が必要な理由
30分の時間を捻出するためには、個人の努力だけでなく、働く環境も重要です。**「働く時間をコントロールできる職場環境」**を整えることが大切です。
今日から始められる3つの工夫
1. 予約の取り方を工夫する
自分のキャパシティに合わせて、予約枠を自分でコントロールできるようにします。
2. 一駅分歩く習慣を作る
通勤時に一駅手前で降りて、あえて歩く時間を組み込みます。
3. 退勤時間を調整する
ギリギリまで働くのではなく、あえて30分早くお店を出て、その時間を歩く時間(自分を整える時間)に充てます。
美容師という仕事は心が壊れやすい一面を持っています。だからこそ、ただ仕事をするだけでなく、人生そのものを楽しむために時間をコントロールするという考え方が大切です。
最後に
子供を愛しているからこそ、365日ずっと「可愛い」と思える心の余裕が必要です。しかし、どんなに愛していても、大人には自分だけの時間、つまり「ママ」でも「美容師」でもない「一人の人間」に戻る時間が必要です。
もし今、あなたが忙しさに押しつぶされそうなら、まずは明日、ほんの少しだけ早くお店を出るか、一駅分歩いてみませんか?
**「心のコップが溢れそうになったとき、30分歩くことは、溜まった水を少しずつ流してスペースを作る作業」**に似ています。
コップが溢れてしまう前に、自分を労わる時間を作ってあげてください。


