前職場の批判は無意味?美容師・アシスタントが今すべきこととは

美容師として成長する過程で、どうしても避けられないのが前職場の話題ですよね。でも、その話題が「批判」になってしまうと、それが自分にどんな影響を与えるのか、考えたことがありますか?

前職場での経験が良くなかったとしても、それを批判することがあなたにとって何のプラスにもならないんです。逆に、自分の評価を下げることになりかねませんよ。

前職場の批判は本当に必要?

美容業界は確かに、厳しい環境だと感じることが多いかもしれません。特に、少し前の時代には「ブラック」と言われるような状況も少なくなかったですよね。でも、そこで生き抜いた人たちが今、業界を少しずつ変えようとしています。その中で、過去の職場を批判するだけではなく、自分が今、どう変わるべきかを考える方が大切です。

批判している時間があるなら、その時間をもっと建設的に使うべきなんですよ。たとえば、今の職場でどうやったらもっと成長できるのか、自分の技術やスキルをどう磨けるのかを考えてみましょう。それが、あなた自身の評価を高めることに繋がるんです。

美容業界の変化を見逃さないで

昔の美容業界は、本当に過酷な環境だったことは否定できません。長時間労働や低賃金が当たり前のように存在していた時代もありました。でも、その時代を生き抜いた先輩たちが、今、業界を良くしようと努力しているんです。だからこそ、私たちはその変化を見逃さず、自分たちもその一員として前向きに取り組む必要がありますよね。

今、業界全体が変わりつつあります。働き方改革や、スタッフのスキルアップをサポートする取り組みが増えてきています。その中で、ただ傍観しているだけではなく、自分から積極的に関わっていくことで、より良い環境を作ることができるんですよ。

成長した今だからこそできること

過去の自分を振り返ってみると、当時は何もできなかったと感じるかもしれません。でも、成長した今だからこそ、考える力や発信する力が身についています。

その力を使って、批判ではなく、未来に向けたポジティブな行動を起こしましょう。

たとえば、後輩たちに対して、自分が経験したことをシェアすることで、彼らが同じ過ちを犯さないようにサポートすることができます。また、職場内での改善提案や新しい取り組みをリードすることも、今のあなたにはできるはずです。過去の批判は、今の自分にとって恥ずかしい行為だと思いませんか?それよりも、自分がどれだけ成長したかを見せつける方が、ずっと素敵ですよ。

批判よりも建設的な行動を

結局のところ、過去の批判を続けることは、自分自身を過去に縛り付けるだけです。それよりも、今何ができるか、未来に向けて何をすべきかを考える方がずっと有意義です。美容師としてのキャリアを積む中で、批判することは簡単ですが、そこから何を学び、どう成長するかが本当の価値ですよ。

もしあなたが今、前職場について何か感じているなら、その感情をポジティブなエネルギーに変えてみてください。自分自身の成長に繋げることができれば、きっと今以上に輝く美容師になれるはずです。前向きな姿勢で、次のステップに進んでいきましょうね。

美容業界でのキャリアは、あなた自身がどう考え、どう行動するかで大きく変わります。だからこそ、批判ではなく、自分の未来を創り上げる行動を選んでください。それが、あなたが目指す美容師としての道を切り開く鍵になるんです。

読んでいただいてありがとうございます

約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。

美容師は【続けること】が一番難しいのです。

いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います

大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。

ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮

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