美容師としてのキャリアをスタートさせたばかりの皆さん、もしくはまだ指名売上が50万円未満の若手美容師の皆さんへ。今回は、売上をアップさせるためのヒントについてお話ししますね。特に、「技術に対するこだわり」と「鏡に映る仕上がり」の関係性について深掘りしていきますよ。
綺麗なカットラインにこだわりすぎていませんか?
美容師になりたての頃って、どうしても技術に対するこだわりが強くなりがちですよね。特に、綺麗なカットラインに一生懸命になってしまうのはよく分かります。それは決して悪いことではありません。でも、売上アップを目指すなら、その「こだわり」を少し緩めることが必要かもしれませんよ。
実際、たくさんの若手美容師が、技術的な美しさに囚われすぎて、全体の仕上がりに対する視点を見失ってしまうことが多いんです。「このラインが完璧に決まったから大丈夫!」と思っても、お客様が満足するとは限りません。なぜなら、お客様が最も気にしているのは、自分自身が鏡に映ったときの「全体のバランス」だからです。
鏡に映る仕上がりを第一優先にする理由
売上を伸ばしたいなら、何よりも優先して考えるべきことは「お客様が鏡に映った自分を見たとき、どう感じるか」です。それは、スタイリングの仕上がりそのものです。
そして、特に重要なのは正面から見た時の印象。なんと、90%もの力を正面のスタイリングに注ぎ込むことで、お客様の満足度がグッと上がるんですよ。
例えば、カットラインにどんなにこだわっても、正面から見た時に顔周りのバランスが悪いと、お客様は違和感を覚える可能性が高いです。逆に、少しカットが甘くても、全体のバランスが良ければ、お客様はその仕上がりに満足し、再度指名してくれる可能性が高くなりますよ。
スタイリングに力を注ぐことで売上50万円を目指す
売上50万円を達成するための第一歩は、技術に対するこだわりを少しだけ捨てて、「鏡に映る仕上がり」を第一優先にすることです。そのためには、スタイリングに力を注ぎ、特に正面から見た時の印象を大切にしましょう。具体的には、顔周りのヘアの流れやボリューム感、左右のバランスなどを丁寧に調整していくことがポイントです。
また、スタイリングだけでなく、お客様とのコミュニケーションも大切ですよ。お客様が何を求めているのかをしっかりと聞き出し、そのニーズに合わせたスタイリングを提供することが、リピート率を高める鍵です。
売上を50万円に乗せるためには、ちょっとした工夫と視点の切り替えが必要です。技術にこだわることは大事ですが、それ以上にお客様が「自分をどう見ているか」に注目してみてくださいね。この考え方を実践することで、きっと売上アップに繋がるはずです。
これからも、美容師として成長し続けるために、日々のサロンワークに新しい視点を取り入れて、どんどんチャレンジしていきましょう!
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮
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