美容師としてのキャリアをスタートしたばかりの1年目。期待と不安が入り混じる中で、現実の厳しさに直面し、「辞めたい」と感じることは少なくありません。
しかし、その感情を抱くのはあなただけではなく、多くの新人美容師が経験していることです。
このブログでは、そんな時にどう対処すべきか、長く美容業界で活躍するための心構えと具体的なアドバイスをお伝えします。
1. 「辞めたい」と感じる理由を明確にする
まず、「辞めたい」と思う理由を整理してみましょう。
たとえば、仕事が思ったよりも大変であったり、人間関係の悩みがあったりするかもしれません。また、技術が思うように身につかず、自己評価が下がることもあるでしょう。
これらの理由をリストアップすることで、自分が本当に何に悩んでいるのかを客観的に見つめ直すことができます。
2. 先輩や同期と悩みを共有する
一人で悩みを抱え込まず、先輩や同期と話してみることをお勧めします。
自分の悩みを共有することで、意外なアドバイスや励ましを受け取ることができるかもしれません。
また、同じような悩みを経験したことのある先輩が、具体的な解決策を提案してくれることもあります。コミュニケーションを大切にし、周囲のサポートを得ることが大切です。
3. 自己成長を実感するための目標設定
美容師の仕事は、日々の業務に追われてしまいがちですが、小さな目標を設定することで自己成長を実感しやすくなります。
たとえば、毎日一つ新しい技術を学できるようにする、あるいは接客スキルを磨くといった短期目標を持つと、達成感を得られやすくなり、モチベーションが向上します。
4. ワークライフバランスを見直す
美容師の仕事は長時間労働になることが多く、プライベートの時間が取りにくいこともあります。
ですが、リフレッシュする時間を意識的に作ることは非常に重要です。適度に休息を取ることで、心身の疲れを軽減し、仕事に対する意欲も回復しやすくなります。
趣味や友人との時間を大切にし、バランスの取れた生活を目指しましょう。
5. 自分の未来像を再確認する
「なぜ美容師になりたかったのか」をもう一度思い出してみてください。
初心を振り返ることで、今の困難を乗り越える力が湧いてくるかもしれません。
将来の目標や理想の姿を明確にすることで、現状を乗り越えるためのモチベーションを再燃させることができます。
まとめ
美容師1年目は、誰もが試練の時期です。しかし、この期間を乗り越えることで、プロフェッショナルとしての自信とスキルが身につきます。
「辞めたい」と感じたときこそ、自分を見つめ直し、次のステップへと進むチャンスと捉えましょう。しっかりとサポートを受けながら、自分のペースで成長していってください。
読んでいただいてありがとうございます
約４００名の美容師を育成してきました。美容師のお仕事は３０歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか？に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮
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