【自律神経の乱れで頭の中がネガティブになった時は身体をとにかく動かすこと】

「またあの怖い感覚が来るかも……」。自律神経を乱し、パニック発作や血の気が引くような恐怖を経験した方にとって、平気なはずなのに何故か急に怖くなってしまうことってありませんか?私はよくありました。それがヨガの教えに触れることで、それらは「本当の私」ではなく、単なる思考のひとつなのだと気づくことが出来て少しずつ光が見えてきました。

心の中の「戦場」で起きている葛藤

ヨガの聖典『バガヴァッド・ギーター』は、戦場での対話。最初は私には無関係に思えましたが、この戦場は私たちの「心」そのものと解釈することが出来ました。強くありたい自分と、過去の恐怖に支配され、エゴや執着に負けて逃げ出したくなる自分。心の中では常に、自分自身との戦いが起きています。自律神経の乱れによるネガティブな思考は、心に侵入してきた敵軍のようなもの。まずは「今、心で戦いが起きているな」と気づくことから。

「立ち上がれ」という聖典からの強いメッセージ

自律神経の乱れが怖い時、回避出来る方法。それは、私の場合「身体を動かすこと」でした。もう少し掘り下げると、「集中する」ことでした。ヨガのポーズ練習に真剣に取り組むと時間の感覚がなくなり、気が付いたら練習時間が終わりそうという経験が何度もありますが、練習に集中して励んだあとの思考がとてもスッキリしています。次の練習では何に気をつけようかな、次はこれに挑戦したいなどの向上心までもが溢れ出てきます。

とにかく身体を動かすことをぜひ試していただきたいです!

集中して取り組むことや、意識を強く向ける先がないと、ネガティブが入り込みやすくなります。

バガヴァッド・ギータ教えの中に恐怖で動けなくなった王子アルジュナに、神が「立ち上がれ、戦う決意をして」と告げます。

 日常生活にもこのような選択を迫られる場面は沢山あって、そこでネガティブを自ら探しにいってしまう私がいます。それにいつも身体と心が心地よいことがいけない事のように、どうせ私なんて。と思わされる。その隙を狙いネガティブが侵入してくる。という感じです。

やはりヨガはポーズをとることだけではありませんでした。

同じことを繰り返し繰り返し行い、淡々と練習に励みます。一見ポーズ向上のためと思うのですが、自分という人間の土台作りの練習をしていることに気が付きます。

『ヨーガ・スートラ』には、「長い間、休みなく、真剣に励むこと」の重要性が記されています。すぐに効果や結果を求めたくなる現代ですが、私のようにネガティブが奥深く刻みこまれてしまうと心の安定には時間がかかります。それを一つずつ解いていくように、朝、同じ時間に座り呼吸を整える。歯磨きのように日常に組み込むことが、揺らがない心を作ると信じて。

と分かっていても実際はまだまだ新米の私は、子育てや仕事に追われたり、サボってしまう日も多々。毎日コツコツと続ける忍耐力が必要です。ヨガを始めて確実に身体の反応が良いので、神経系への良薬になると身をもって実感しています。

今はまだ学びの途中の私ですが、同じように自律神経の乱れで悩む方々が、ヨガの智慧を通して一歩ずつ前向きへと戻っていけるよう、心から願っております。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

心と体をつなぐヨガ chiharu