「もう若くないから」「体が硬いから」「ついていけないかも」

こんにちは、ヨガ学び中のchiharuです。私は自律神経の不調をきっかけにヨガを始めました。正直、始める前は「ヨガなんて、体が柔らかい人がやるもの」「運動オンチな私には出来ない」「そもそも時間がない」「若い人がやるもの」と思っていましたし、実際に運動は学生以来していませんでした。それがヨガスクールに通う決断をして、学び始めたことで考えは大きく変わりました。ヨガは、ポーズの美しさや完成度を競うものではなく強健な身体、堅固、安定、忍耐、立ち上がる事のできる強さ、マインドに振り回されない意識をもつ、それらを養い、どう扱うのか探求の世界でした。
私のように自律神経の乱れはパニック発作や、血の気が引くような感覚、それに対する強い恐怖心などの経験があり、脈拍が急に速くなったり、強い動悸に繋がったりしました。そんな時、私を救ってくれたのがヨガでした。若いうちからヨガに出会うことは幸せなことだと思うけど、40歳を過ぎた今だからこそ響き実践することができるんだと思っています。実際に30歳の頃、痩せたいからとヨガクラスに通ったことがありました。だけど今のような学びはありませんでした。というより、痩せたい目的だったので学ぼうと思っていませんでした。40歳を過ぎた今だからこそ、重要性を実感し、実践を試みようと思えるのだと思います。具体的には朝の時間に瞑想、呼吸法、ポーズの練習を取り入れています。毎日実践が目標ですが、出来ない日もあります。そんな日も0にはならないように夜、副交感神経が優位になるようなポーズを取る、などしています。
呼吸で心を落ち着かせる
ヨガと聞くと難しいポーズを想像しがちですが、大切なのは「呼吸」です。深い呼吸を意識すると、自律神経が整い心身がリラックスします。まずは、五感を刺激しない場所に座ってゆっくりと呼吸を繰り返すことから始めてみるのもおすすめです。
アーサナ練習(ポーズ)
ヨガのポーズは、体の柔軟性を高めるだけでなく、今の自分のマインドと向き合うためのツールです。ポーズがうまくいかない時やチャレンジポーズに挑む時、諦めてしまう自分、もう一回やってみようと立ち上がる自分、そんな自分に出会います。自分という存在とどのように向き合っていくことが良いのか、まずはそれに向き合う時間になっています。そして呼吸を続けながら行います。
自律神経が整う動き
スーリァ・ナマスカーラ太陽礼拝は複数のポーズを組み合わせて行います。呼吸を意識して吸う吐くを繰り返し行うことで自律神経が整う動きだと言われています。クラスの最初のウォーミングアップとしてもとても良い動きです
自分の時間を確保する
私もそうなのですが、つい自分を後回しにしてしまいがちです。そして気がつくと疲れ切っていて文句がこぼれてしまう。そんな時ヨガの時間は、自分自身の時間です。自分に丁寧に接することで、周りへの穏やかさが。子供にはママほんとにヨガした?もっとやったら?と言われてしまうときもありますが。。。
継続してみる
ヨガは、1回ですぐに劇的な効果が現れるものではありません。だけど続けていくことで少しずつ、確実に変化が訪れます。私も最近では、ほんの少しですが実感していることがあります。ポーズの練習にコツコツと取り組んだときには少しどっしりとしている自分に気が付きます。自律神経が乱れて集中力や落ち着きがなくなった私にとって、このどっしりとした感覚はとても大きなことでした。
やっぱりヨガを始めることに年齢や経験は関係ないと感じています。
心を育み穏やかに包まれることを願っています。
心と身体をつなぐヨガ chiharu