美容師として働き始めて少しずつ自分のお客様も増えてくると、自然と「このお客様はちょっと合わないな」と感じることもあるよね。
でも、まだ売上が100万円くらいの若手美容師の段階では、お客様を選んでしまうのはちょっと早いかも。
今回は、そんな若手美容師さんに向けて、どんなお客様とも向き合うことで得られる成長のチャンスについてお話ししていくね。
どんなお客様とも向き合うことで得られる成長
美容師としてのキャリアをスタートして、少し経験が積まれると、どうしても「このお客様はちょっと…」と思うことがあるかもしれないよ。人間関係には相性があるから、そう感じるのも無理はないよね。でも、実際にはこの段階でお客様を選び始めるのは、成長のチャンスを逃してしまうことにもつながるんだ。
美容師として一人前になるためには、技術だけでなく、対人スキルも非常に大事。特に、まだ売上が100万円くらいの段階では、技術やトークだけでなく、様々なタイプのお客様と接することで学べることがたくさんあるんだ。癖のあるお客様や、少しわがままに感じるお客様ともしっかり向き合うことで、自分自身の成長に繋がることが多いのよ。
お客様を選ぶ前に学べること
お客様を選ばずに全ての人と接することで、たくさんのスキルが身につくよ。例えば、癖のあるお客様に対してどう対応するかという「察知能力」や「対処能力」。これは、美容師にとってとても重要なスキルで、将来的に大きな武器になるんだよ。
実際に、癖のあるお客様ともうまくコミュニケーションを取り、自分のペースに引き込む力を持つ美容師は、幅広いお客様に支持されやすいの。自分が設定したルールや施術の流れに、お客様をどう巻き込んでいけるかというチャレンジを、若手のうちにたくさん経験しておくことが大切だね。
また、こういった「癖のあるお客様」との接客を続けることで、自分の中で危険なお客様やトラブルを事前に察知する力も高まるよ。危険を察知する能力は、どんなにキャリアが長くなっても役に立つスキルだから、若いうちから磨いておくと将来必ず役立つよね。
「お客様を選ぶ」のはもっと後でいい
お客様を選ぶというのは、確かに自由があって魅力的に思えるかもしれない。でも、それは自分がもっと大きな成果を出し、技術的にも人間的にも一皮むけた時に考えても遅くはないんだ。売上が100万円を超えたからといって、自分が全てをコントロールできるわけじゃないよ。
一方で、まだまだ成長の余地がある若手の段階では、いろんなお客様に対応することで得られる学びや成長が山ほどあるよ。その学びは、自分が次のステップに進むための大きな基盤になる。だから、まだまだお客様を選ぶことはせず、どんな方にも心を開いて接することを心がけてみてね。
成長のための挑戦を楽しもう
「自分には合わないお客様だから拒否したい」という気持ちになることもあると思うけど、それをあえて受け入れてみることで、自分の限界を広げるチャンスが訪れるよ。美容師としての成功は、技術やトークスキルだけでなく、どれだけ幅広いお客様に対応できるかも大きな要素だからね。
もし、お客様とのコミュニケーションが難しいと感じたら、そこにこそ学びがある。例えば、どうすればそのお客様が満足するのか、何が原因でうまくいっていないのかをしっかりと分析してみることで、新たな接客のヒントを得られることもあるよ。
また、こういった挑戦を繰り返すことで、自分が本当に得意とするお客様のタイプや、自分に合ったスタイルが見えてくることもあるんだ。だから、最初からお客様を選ぶのではなく、いろんな人との出会いを楽しみながら、自分の可能性を広げていってほしいな。
まとめ
若手美容師にとって、まだまだお客様を選ぶのは早いかもしれないね。どんなお客様とも向き合うことで、対人スキルや察知能力が磨かれ、成長するチャンスがたくさんあるよ。そして、その経験が自分をさらに大きく成長させ、将来的には自分のペースで仕事ができる美容師になるための土台となるんだ。
だからこそ、今はどんなお客様とも向き合い、自分の成長を楽しんでほしい。きっとその先には、もっと素敵な美容師人生が待っているはずだよ!
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
ジャンクロードビギン自由が丘プリヴェアン
遠藤 亮
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