美容室に就職し、スタイリストになるためのカリキュラムを全て修了した後、達成感に包まれる一方で、少しホッとしてしまう瞬間ってあるよね。「これでスタイリストになれる!」という喜びと同時に、急にモチベーションが下がってしまうことも。そんな時に陥りがちな「燃え尽き症候群」を避けるために、どうすればいいのかについて考えてみよう。
なぜ燃え尽きてしまうのか?
就職後のカリキュラムを乗り越えることは、確かに大きな達成感をもたらすけれど、その過程で目標を「カリキュラムの完了」に設定してしまいがちなんだよね。でも、カリキュラムはスタイリストとしての基礎を築くための第一歩に過ぎないんだ。そこからが本当のスタートであり、プロとしての成長が求められるんだよ。
逆算思考で次のステップを見つける
逆算思考は、ここからが本当に役立つ考え方だよ。例えば、「3年後には自分の顧客を持ち、信頼されるスタイリストになりたい」と目標を設定するとする。その目標に向かって、今の自分に必要なスキルや経験を洗い出し、それを達成するために毎日何をすべきかを考えるんだ。
スタイリストになるためのカリキュラムを終えた後にやるべきことは、ただ技術を磨くことだけじゃない。接客スキルや、お客様のニーズを的確に把握する力、そして自分らしいスタイルを作り上げるためのクリエイティブな発想も必要なんだよ。これらを逆算しながら計画に組み込むことで、次に進むべきステップが明確になるよ。
計画を立てる
逆算思考に基づいて、具体的な計画を立てよう。例えば、毎月一つ新しいヘアスタイルを提案できるようにする、毎週特定のスキルを重点的に練習する、といった具合に細かい目標を設定するんだ。これによって、日々の努力が積み重なり、大きな成長につながるんだよ。
また、技術以外にも、他のスタイリストや先輩たちとのコミュニケーションを大切にしよう。学べることは技術だけじゃなく、仕事の進め方やお客様との接し方、そしてサロン全体の雰囲気作りに至るまで、多岐にわたるんだよ。
行動に移す
計画を立てたら、次は実行あるのみ。小さな一歩でも、行動しなければ何も始まらないんだよね。例えば、先輩スタイリストに積極的に声をかけてアドバイスをもらう、空き時間を使って新しい技術の練習をする、といったことを日常に取り入れてみてね。重要なのは、日々の努力を積み重ねていくことだよ。
定期的な確認と改善
行動を続ける中で、定期的に自分の進捗を確認しよう。計画通りに進んでいるか、どの部分でつまずいているのかを振り返ることが大切だよ。そして、必要に応じて計画を見直し、改善していくんだ。これを繰り返すことで、成長を止めることなく、さらに上を目指せるんだよ。
オーナーとしての視点
美容室のオーナーとして、スタイリストになったばかりのスタッフがカリキュラムを終えた後に燃え尽きてしまわないよう、逆算思考を活用することを勧めているよ。多くのスタッフが、最初の大きな目標であるカリキュラムの完了に達した後、その先の目標設定に迷うことが多いんだよね。
でも、そこで逆算思考を導入することで、新たなモチベーションを見つけ、さらなる成長を促すことができるんだ。
成長を続けるために
逆算思考を取り入れて、カリキュラム後も燃え尽きることなく、常に新しい目標に向かって努力を続けよう。スタイリストとしての道は、まだまだこれからが本番だよ。明確な目標と計画を持つことで、未来の自分をより一層輝かせることができるんだよね。
スタイリストとしての第一歩を踏み出したばかりのあなたには、無限の可能性が広がっているよ。逆算思考でその可能性を最大限に引き出していこう!
読んでいただいてありがとうございます
約400名の美容師を育成に携わらせていただきました。美容師のお仕事は30歳までに92%の方が離職しています。
美容師は【続けること】が一番難しいのです。
いかに楽しく美容師をできるか?に焦点を合わせて皆様に伝えていけたらと思います
大型店勤務から現在は小型店美容室のオーナーをしています。
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遠藤 亮
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